身体知研究会

身体技能を言語化する方法論の確立

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更新日 2020-01-24 | 作成日 2015-10-14

身体知研究会

第29回研究会を以下のように開催しました:

  • 日時:2019年 9月16日(月) 午後13時00分から18時まで
  • 場所:[東京大学 本郷キャンパス] 
  • 会場:教育学部棟158号室です。
  • 参加費:無料
  • 予稿集  [ LinkIconPDF( 9 MB, 8 pages)] SKL-29]


 特集テーマ 「アートと身体」

アートは、身体や身体に付随する五感を利用したダイナミックな営みによってイメージを拡張し具現化していく営みとしても捉えられる。近年心理学や認知科学において身体性は広く着目されている概念であり、アートや創造性といった高次認知過程との関係性も着目されつつある。一方でその関係性に関する理論・検討・議論はまだ十分に蓄積されてはおらず、今後さらなる発展が必要な領域と考えられる。第29回身体知研究会では、上記の問題意識から身体や五感に着目した活動を行っている芸術家を招待し、アートと身体に関連した議論を広く行う予定である。またアートや身体、五感等に着目した研究発表も広く募集する
(企画者:大海悠太(東京工芸大学)、清水大地(東京大学))

招待講演

題目「映画が踊る」

吉開菜央氏(映像作家・振付家・ダンサー)LinkIconhttps://naoyoshigai.com/
日本女子体育大学舞踊学専攻でダンスを学んだ後に東京藝術大学大学院映像研究科に進む。生き物ならではの身体的な感覚・現象を素材に、「見て、聴く」ことに集中する時間を映像として編集している。2015年に監督した映画『ほったまるびより』が文化庁メディア芸術祭エンターテイメント部門新人賞を受賞。『みづくろい』YCAM架空の映画音楽のための映像コンペティション優秀賞受賞(2013年、YCAM)。[プロフィールなど

基調講演

「色と対話する」展の紹介

大海悠太(本研究会・幹事)
[概要] 準備中

一般講演

鳥居拓馬,日高昇平(北陸先端科学技術大学院大学)「フラダンスの基本動作における下半身部位の同期分析」[LinkIcon]SKL-29-01 (pp. 1-2)

吉野亜美,諏訪正樹(慶應義塾大学)「名前のない現象に注目する」

清水大地, 岡田猛(東京大学大学院)「芸術創作におけるアイデアの生成とアイデアの外化との相互作用」[LinkIcon]SKL-29-03 (pp. 3-8)
本研究では、ダンス創作過程を説明する認知モデルの構築と熟達者へのケーススタディによる検証を行った。特に従来では十分に着目されていないイメージ生成過程と外化過程との相互作用に着目したモデルを構築した。
  

プログラム (敬称略) 

13:00-13:10 開会
13:10-13:40 発表①鳥居拓馬「フラダンスの基本動作における下半身部位の同期分析」
13:40-14:10 発表②吉野亜美「名前のない現象に注目する」
14:10-14:40 発表③清水大地「芸術創作におけるアイデアの生成とアイデアの外化との相互作用」
14:40-14:50 休憩
14:50-15:40 講演:大海悠太「「色と対話する」展の紹介」
15:40-15:50 休憩
15:50-17:20 招待講演:吉開菜央氏「映画が踊る」
17:20-17:40 全体討論・閉会

 
SIG-SKL 身体知研究会 
主査(代表) 藤波 努 (北陸先端科学技術大学院大学)
主幹事 諏訪正樹 (慶應義塾大学)
幹事 

大武 美保子 (理化学研究所)
大海 悠太 (東京工芸大学)
児玉 謙太郎 (神奈川大学)
清水 大地 (東京大学)
橋詰 謙 (大阪大学)
松浦 慶総 (横浜国立大学)
松田 浩一 (岩手県立大学)

 

問い合わせ先

 skl-reg(at)jaist.ac.jp

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