身体知研究会(参加募集)
第8回研究会を以下のように開催しました:
- 日時:2010年12月19日(日)
- 場所:北陸先端科学技術大学院大学 先端領域社会人教育院 (東京サテライト)(品川駅下車 徒歩約10分)
- 先端領域社会人教育院 (東京サテライト)への交通案内
- 駅からの詳しい経路については、左記「品川駅から先端領域社会人教育院への経路」をご覧ください
- 参加費:無料
- 予稿集 [PDF(3.6MB)] SKL-08 (23 pages)]
招待公演: to R mansion
題目:クリスマスバージョン
- to R mansionとは、作品ごとに出演者、アーティストが集まる「とあるマンション」という意味のパントマイムをベースとしたパフォーマンスユニット。劇場、ストリート、学校などで場に応じた作品を創り、幅広い世代に向けて発表。「子どもによる 子どものための マイムプロジェクト」として子どもや親子を対象に身体表現遊びから作品を創るワークショップを展開中。
- URL: to R mansion
- Blog:to R mansion Journal
一般講演(4件)
後藤田 中, 松浦 健二, 平野 卓次, 田中 俊夫, 矢野 米雄(徳島大学大学院 ソシオテクノサイエンス研究部)
身体動作に基づく仮想競走のリアルタイム訓練支援システム
[PDF(890KB)] SKL-08-01 (pp. 1-pp. 6)]
[概要] 身体に複数のワイヤレス加速度センサを装着し,動作取得することで,過去の自己との競走を試みるシステムを開発した.イヤホンや帽子に取り付けたモニタ出力を通じて,仮想の競走相手を意識させながら,訓練を支援する.
大岩 元(帝京平成大学)
キーボード訓練と日本語入力
[PDF(404KB)] SKL-08-02 (pp. 7-pp. 10)]
[概要] キーボードは情報入力機器としての重要性にもかかわらず,その修得に関する研究は少ない.我々は1979年に,タイプ練習の過程の分析からその簡単な認知モデルを作り,それに基づいて練習ソフトウェアを作り,商品化も成された.この研究を発展させて開発した,変換をしない日本語入力システムも商品化され,習在に至るまで使い続けられている.変換の認知モデルから,その不合理性を示すことで,日本人のキーボード利用について批判し,スキル獲得の効率と関連して改善の方向性を示す.
田中 満大,佐野 睦夫,橋本 渉,廣戸 聡一(大阪工業大学大学院情報科学研究科)
癖の発現メカニズム解明に向けたリズム動作解析
[PDF(392KB)] SKL-08-03 (pp. 11-pp. 15)]
[概要] 人間は,無意識の中で,固有の動特性を反映した癖を発現させている.固有の動特性を活かすことができれば,より円滑なインタラクションが可能となる.リズム動作の解析を通して,癖が発現するメカニズムを検討する.
渡邉 耕平, 藤波 努(北陸先端科学技術大学院大学 知識科学研究科)
大道芸における身体表現上のレトリックの分析
[PDF(1.2MB)] SKL-08-04 (pp. 16-pp. 23)]
[概要] 大道芸パフォーマンスグループ「to R mansion 」のパフォーマンスが観客を楽しませるメカニズムの一端を明らかにすることを目的として,彼らの身体表現をレトリックの観点から分析した.本発表では,to R mansionのパフォーマンスが観客の想像力による参加を促すメカニズムについて考察する.
プログラム(敬称略)
13:00-13:10 開会の挨拶
13:10-13:50 後藤田 中,
身体動作に基づく仮想競走のリアルタイム訓練支援システム
13:50-14:00 休憩
14:00-14:40 大岩 元,
キーボード訓練と日本語入力
14:40-14:50 休憩
14:50-15:30 田中 満大,
癖の発現メカニズム解明に向けたリズム動作解析
15:30-15:40 休憩
15:40-16:20 渡邉 耕平,
大道芸における身体表現上のレトリックの分析
16:20-17:20 to R Mansion 公演&質疑応答
17:20-17:30 閉会
主査(代表) 藤波 努 (北陸先端科学技術大学院大学)
主幹事 諏訪正樹 (慶應義塾大学)
幹事
- 古川康一 (慶應義塾大学)
- 橋詰 謙 (大阪大学)
問い合わせ先
skl-reg(at)jaist.ac.jp
上記(at)部分は@マークに置き換えてください
to R mansion
後藤田 中
大岩 元
田中 満大
佐野 睦夫
渡邉 耕平
to R mansion
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